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「マギの聖骨(上)」書影
ユダの覚醒 上
著者名:ジェームズ・ロリンズ
翻訳者名:桑田 健
発売日:2012年10月25日
定価:700円 (税込)
ISBNコード:9784812491287
  • 立ち読み
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「マギの聖骨(下)」書影
ユダの覚醒 下
著者名:ジェームズ・ロリンズ
翻訳者名:桑田 健
発売日:2012年10月25日
定価:700円 (税込)
ISBNコード:9784812491294
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THE SIGMA FORCE SERIES 3
それは人間を変貌させる力を秘めた裏切りの〈菌(ウィルス)〉
ユダの覚醒 The Judas Strain
■STORY 独立記念日――シグマフォースのグレイ・ピアース隊長のものに、かつて闘ったギルドの女工作員セイチャンが、重傷を負って助けを求めてくる。その直後、グレイたちはギルドのメンバーに襲撃された。グレイとセイチャンは、巻き込まれたグレイの両親と共に、命からがら逃げ出す。セイチャンは組織のある計画に反発し、抜け出してきたという。その計画とは、マルコ・ポーロと『東方見聞録』の謎にまつわるものらしい。一方、シグマフォースのモンク・コッカリスとリサ・カミングズも、ある島で発生した奇病を調査するため向かった先で謎の集団から襲撃を受けていた。突如発生した人肉を欲するようになる奇病と「東方見聞録」から削除された空白の期間――真実を記した秘密の書――それらが解明される時、人類の内側に潜む大いなる謎が明らかになる……。
登場人物
グレイソン(グレイ)・ピアース:米国国防総省の秘密特殊部隊〈シグマフォース〉の隊員
ペインター・クロウ:〈シグマフォース〉の司令官
モンク・コッカリス:〈シグマフォース〉の隊員
キャスリン(キャット)・ブライアント:〈シグマフォース〉の隊員、モンクの妻
ジョー・コワルスキ:〈シグマフォース〉の隊員
マルコム・ジェニングス:〈シグマフォース〉の隊員
セイチャン:ギルドの工作員
アメン・ナセル:ギルドの工作員、歴史チームのリーダー
アニシェン:ギルドの工作員、アメン・ナセルの助手
デヴェシュ・パタンジャリ:ギルドの工作員、科学チームのリーダー
スリーナ:ギルドの工作員、デヴェシュ・パタンジャリの助手
リサ・カミングズ:米国の医師
ヴィゴー・ヴェローナ:ヴァチカンの機密公文書館館長
バルサザール・ピノッソ:ローマのグレゴリアン大学芸術史学部の学部長
ジャクソン・ピアース:グレイの父
ハリエット・ピアース:グレイの母
マイケル・コリン:医師、グレイの母のかつての教え子
ライダー・ブラント:オーストラリアの大富豪、〈海の女王号〉のオーナー
ジェシー:シドニー大学の看護学生
スーザン・チュニス:オーストラリアの海洋生物学者
リチャード・グラフ:オーストラリアの海洋調査官
ラカオ:海賊のリーダー
登場する歴史的&科学的事実
○マルコ・ポーロと『東方見聞録』
フビライ・ハンのもとで十七年間を過ごしたマルコ・ポーロは、十四隻の船と六百人の随行者とともにヴェネツィアに向けて旅立った。だが、ヴェネツィアに無事帰還したのは、二隻の船と十数名の乗組員だけだったという。途中で何が起こったのか、マルコ・ポーロは決して語ろうとしなかったし、『東方見聞録』でも一切触れられていない。ただし、死期が迫ったマルコ・ポーロは、次のような言葉を残している「私は自分が目にしたことの半分しか話していない」。また、マルコ・ポーロの遺体も、埋葬されたサン・ロレンツォ教会から忽然と姿を消し、行方不明になっている。
○「青き王女」コカチン
フビライ・ハンはヴェネツィアへと帰国するマルコ・ポーロに対し、王女コカチンを嫁ぎ先のペルシアへ送り届けてほしいと依頼する。だが、ペルシアに到着した時、婚約者の王はすでに死去していた。コカチン自身も、その数年後に死去したといわれる。また、マルコ・ポーロが死ぬまでコカチンの髪飾りを大切に保管していたことから、二人が実は愛し合っていたのではないかとの話も伝えられている。
○牌子
フビライ・ハンは帝国内を旅する賓客に対して、〈牌子〉と呼ばれる黄金の通行証、今でいうパスポートのようなものを手渡していたという。もちろん、マルコ・ポーロも、同行した彼の父と叔父も、〈牌子〉を保持して日々を過ごし、そのまま帰途に就いた。だが、彼らが持っていたはずの三つの〈牌子〉はその後発見されることなく、今なお不明のままである。
○天使の文字
ヨハネス・トリテミウスというドイツ人が十六世紀に完成させた文字。トリテミウスはこの文字が人類の誕生以前から地球上に存在しており、空にいる天使たちと交信することができると主張していた。
○イーアム
十七世紀に黒死病がイギリスを席巻した際、イーアムという小さな村の住民たちはほとんどが無事だった。現代になって、村人の間には〈デルタ32〉と呼ばれる遺伝子に突然変異が共通して見られることがわかり、この突然変異のおかげでペストに対する免疫があったのではと言われている。
○アンコール遺跡
九世紀にカンボジアのクメール族によって建設されたアンコールの遺跡群は、りゅう座の星の位置に合わせて寺院が配列されている。灌漑設備や運河によって繁栄を極めたクメール文化だが、最後はタイにより簡単に攻略され滅んでしまった。タイの侵略を受ける以前から国力が衰退していたと言われており、その理由は明らかになっていないが、この地域が謎の疫病の発生に繰り返し悩まされていたとの記録は残っている。クメールを滅ぼしたタイも、アンコールの地には長くとどまろうとせず、街や畑は荒れ果て、やがてジャングルに包まれてしまった。
○バイヨン寺院
バイヨン寺院はアンコールの遺跡群の中で最後に建設された寺院である。これ以後、アンコール遺跡では一切の建設は行なわれていない。五十四もの塔と、数百にのぼる観世音菩薩の顔が彫られた寺院は、その四分の一が地下に埋められている。その地下には何かがあり、何かから守ろうとするかのように数多くの塔や菩薩の顔が彫られた理由は明らかになっていない。クメール族は地下で何かを発見し、それを恐れたために以後は寺院の建立が行なわれなくなったとする説がある。また、中庭のレリーフにはヒンドゥー教の創造神話〈乳海攪拌〉を記した絵が彫られている。
○バクテリア
人間の体内には百兆の細胞があるが、そのうち人間自身の細胞は十兆しかなく、残りの九十パーセントはバクテリアなどの有機生物の細胞が占めている。人間が生きていられるのは、そうしたバクテリアと平和に共存しているおかげである。
○シアノバクテリア
現在のバクテリアや藻類の祖先と考えられている細菌で、約四十億年前に地球上に最初に生まれた生命体の一つとされる。植物のように光合成を行なうことから、現在の植物の祖先であるとの説を唱える学者もいる。オーストラリアのグレートバリアリーフでは、現在このシアノバクテリアと藻類の合いの子のような存在である〈ファイアーウィード〉と呼ばれる細菌の異常発生に悩まされている。
○プラスミド
染色体のDNAとは独立した環状のDNA。現代の科学でもまだ謎の部分が多いこのDNAは、バクテリアなどの細菌を変貌させる力を持っており、例えばプラスミドが二つあるかないかで、炭疽菌のような有毒なバクテリアになるか、世界各地の土壌に普通に存在する無害なバクテリアになるかの違いが生じるとされる。
○ジャンクDNA
人間のDNAのうち、実際に機能しているのはわずか三パーセントに過ぎず、残りの九十七パーセントは遺伝情報に何の意味も持たないと思われる〈ジャンクDNA〉である。そうした一見無意味なDNAがなぜ存在するのか。かつてそうしたDNAを必要としていた時代の名残なのか、あるいは将来必要になる場合に備えてあらかじめ用意されているのかについては、明らかにされていない。
○アカガニ
クリスマス島に生息する陸生のアカガニは、年に一度、毎年十一月の産卵期になるといっせいにジャングルから海へと大移動を始める。このアカガニは極めて精巧な神経系統を有していて、それが年に一度の大移動の際に方向を指示する役割を果たしているのではないかと考えられている。
○人食いイカ
太平洋に生息するアメリカオオアカイカは、深海から音もなく忍び寄り、人間を襲って殺すこともある。身体から光を発し、それを仲間に伝えて集団で狩りをする。触手にはキチン質の鈎針のついた吸盤が並んでいて、一度捕らえた獲物には針が食い込んで絶対に離さない。
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