山口組抗争史 激突山口組VS極東会
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平成5年7月早朝、北海道札幌。この日の札幌は夏だというのに肌寒く、仕事に出掛ける人々はいくらか急ぎ足になっていた。しかしそれを除けばいつもと変わったところはなく、ごく普通の朝だった。
だが、大通りに面した高級マンションの一室では、日本ヤクザ界を震撼させる大事件が起こっていた。山口組三代目山健組系北星会の大幹部が脇差しで刺殺されたのである。刺したのはテキヤ界最強組織極東会系の組長だった。
その9時間後、北海道帯広市内で山健組の報復が開始された!
1都10県にまたがる最強博徒対最強テキヤの死者3人重軽傷者6人を出した大激突の全貌――!!