新釈 四畳半襖の下張り ストーリー
■愛欲と情念=究極のエロティシズム
■昭和激動期。女は生涯を捧げ、男は欲望のまま愛欲を貪った。
昭和七年 東京深川―― 待合「ふじ屋」で芸姑を勤める曽根子(麻美ゆま)は、米問屋・榎屋の御曹司・光三(石川ゆうや)に、問屋協会の宴席で一目惚れされる。放蕩を繰り返しながら「理想の女」を捜し求めていた光三は、後日「ふじ屋」の女将(速水今日子)に頼み込み、曽根子を一晩買ったのだった。
 男女の契りを交わしながら、夜伽話に曽根子は五十円の借金に売られた身の上を話し始める。光三も、死に別れた母親の話をする。体位を変え、幾度となく繰り返される交わりの営み…口説く男…焦らす女…
「さぞ面白うござんしょ、買った女をおもちゃにするのは」
「さっさと済ませて欲しいと思ってるな。憂き世のどうにもならない勤めだと」
 二人が同時に絶頂を迎えたとき、光三は曽根子を身請けすることを決意する。本所に家を持たされ囲われた曽根子の幸せは、長くは続かなかった。
 光三は女中の水江(春野さくら)に手をつけ、曽根子も出入りの呉服屋(鶴西大空)と密通する。数年後、榎屋は番頭の使い込みで傾いた。「ふじ屋」で光三と再会した曽根子であったが、光三は友人の丹波(なかみつせいじ)の勧めで大陸に渡ると言う。最後の夜に二人は…。
小さな海沿いの街で喫茶店を経営している孝治(千葉尚之)は、
美月(長澤つぐみ)と幸せな新婚生活を送っていた。その街に連続
レイプ殺人が起こり、孝治の留守中に美月はレイプ犯に襲われる。
圧倒的な格闘術でレイプ犯を撃退したことがきっかけで、美月はマ
スコミの注目を浴びてしまう。週刊誌の記事は、代議士・井沢
(稲葉遼一)の目にもとまった。美月がサキと名乗っていた時代…
凄腕のヒットウーマンとして、闇社会の女王として君臨していた日
々、政敵の依頼を受けSM嬢に変装して井沢に接近してきたサキ…
井沢はサキを心から愛し、今は美月となったサキも井沢を愛してし
まった。苦悩したサキは、不正献金のデータを盗んで姿を消した…
井沢はなんとしても、データとサキの愛情を奪い戻さなければなら
なかった。
井沢の命を受けた非合法工作員の仙道(加治木均)と
木崎(倖田李梨)は、美月に接近し誘拐して、廃墟ビルに監禁する。
衣服を破られ、全裸の身体は手錠と鎖で拘束された美月。拷問とレ
イプを繰り返し、データの在り処を白状させようとする仙道。必死
で美月の行方を捜す孝治、美月との再会に逸る心を抑えきれない井
沢、果たして美月の運命は…。
ゼロウーマンR ヴァージンな関係