Q.美しい光沢を与えるのに必要な工夫。 投稿者:東京都 木村修さん
 

瞳にガラス玉のような美しい光沢を与えるのに必要な工夫はありますか?


A.

これは簡単、瞳の彩色後に目の回りをマスキングしてクリヤーのスプレーを吹くことです。ただしエナメル系塗料で瞳を彩色した場合、アクリル系のクリヤーしか使えませんのでご注意(ラッカー系クリヤーを吹くとエナメルカラーは溶けだします)!それと当然のことながら、クリヤーの膜が被さるわけですから、瞳の色の明度がおちますので、最初から一段明るめの色で彩色しておくのが肝要です。

(平八郎)

Q.ヤスリがけの仕方。 投稿者:匿名希望
 

サフレスの場合、表面はどの程度までヤスリがけをすればいいのでしょう。


A.

レプリ11号『ディテールアップ講座』の福崎氏との対談をお読みください。おおよその見当がつくと思います。私的にはだいたい400番の耐水ペーパーで満遍なくきっちり研摩して、均一な艶消し表面になっていれば大丈夫だと思います。

(平八郎)

Q.フィギュアでのクリアーの吹き方。 投稿者:KARENさん
 

塗料を定着させるために、仕上げとしてクリヤーを塗装される方がいます。 ガンプラや自動車のように質が均一なものは全体に軽く吹けばよいのですが、フィギュアのように質感(艶)の違う箇所がある場合はどのように塗り分けるのですか?マスキングするんですか?テープ跡とかついたら悲惨ですが。 それともエアーブラシのパターンを非常に細くして塗るのでしょうか?これだと非常に狭い範囲は他の所まで塗ってしまいそうで怖いです。御回答よろしくお願いします。


A.

基本的に原型師の皆さんはマスキングしてクリヤーの吹き分けを行っているそうです。(10人中9人のアンケート結果が出ました)。それはまず、ほぼフィギュアの全行程にラッカーを使用しているから(つまり瞳の塗装程度にしかエナメルを使わないでも、塗装を失敗しないってことね)、との事、及びクリヤーそのものもラッカー系であること。それとクリヤーを吹いたらなるべく早くマスキングテープを剥がしてしまう事が重要です。プロの仕事の鮮やかさは如何にラッカーのみで全てこなすかにあるようですね。KARENさんもラッカーフィニッシュを念頭において作業してみてください。

(平八郎)

Q.ソフビの特殊塗装について。 投稿者:Kawaguchiさん
 

ソフビにラッカー系(メタリック系・クロムシルバー)で下地塗りをした上にクリアー系のカラー(クリアーイエローやクリアーレッド)を塗りたいのですが、アクリル塗料(タミヤ)や エナメル塗料(同じくタミヤ)を使っても大丈夫でしょうか?できれば、「ラッカー(下地)→アクリル(上塗り)→エナメル(墨入れ)」という段階を踏みたいのですが、大丈夫でしょうか? また、メタルフィギュア塗装用の水性塗料<CITADEL COLOUR>などは、下地塗りとして適していますでしょうか? ちなみに塗装は筆塗りです。


A.

まずソフビ自体にラッカー系のシルバー塗料はかなりのりにくいので(というかベタ付きが出てしまうと思います)下地の銀はソフビ専用塗料のイリサワ製「Vカラー」しか向かないと思っていいでしょう。で、その上に乗せる塗料はアクリル系の方が無難ですね(エナメルは広範囲の塗装には向きません)。下地さえシッカリ定着すればクリヤー系アクリル塗料の方が比較的色むらは出にくいと思います。それとエナメルカラ ーはソフビに塗るとソフビ自体を侵す性質があるんですよ…… ひび割れを生じさせたり、溶かしたりといった事がママ起きます。実際はソフビの表面を半透明なメタリック仕上げにするというワザはお勧めしかねることなんであります(ゴメンね)。それと筆塗りに適した表現ともいえかねますしね。この際エアブラシによるVカラーの銀、その上にアクリルのクリヤーカラ ーのブラシ吹き、そして墨入れはグンゼのガンダムマーカー墨入れペンで行った方がいいでしょう。ブラシはいっそ購入されるか、お友達に借りるかしたほうがいいでしょう。メタルフィギュア塗装用水性塗料「SITADEL COLOUR」は塗装膜が厚く、かつ上にラッカー系塗料を重ねる事が出来ないので、普通にメタルプライマーを吹いてラッカー系の艶消し白を吹いた方が仕上げに汎用性が出ると思いますよ。

(平八郎)

Q.衣類が濡れた時の肌に透ける塗装の仕方。 投稿者:海神さん
 

はじめまして。最近久しぶりにガレージキットを作ってます。早速質問なんですが、Yシャツとかが水に濡れた時に肌にくっついて透けるじゃないですか(男のロマン)?どうやれば、ああいった塗装が出来るんでしょうか? それと、「汗」や「水滴」はどうやったら表現できるでしょうか?教えて下さい。ヨロシクお願いします。


A.

それはやはりクルシマ製作所製「スクール水着の綾波」の仕上げ法みたいなのを指しているのでしょうね…この場合、白いTシャツと考えて工程を説明します。基本的には全てラッカー塗料で行います。まず透ける部分の下地にほんのちょっと顔等に使う肌色に赤を加えたもの(つまり影色の肌に近い混色の肌色)をブラシ吹きし、次に透けない部分と考えるシャツ部に艶消しの白をフリーハンドで吹いてゆきます。これで肌色と白のマダラ的な表現のフィギュアになったと思います。次に、艶消しクリヤーにホワイトを30%くらい混入した「透明がかった白」の塗料を作り薄め液を充分に加えて、その肌色とシャツの白色の境界線をブラシでぼかしてゆくのです。最後にグロスのクリヤーにパールパウダーをほんのわずか(まじで少量、普 通の調合ビン1本のクリヤーに耳掻き1杯程度でOK)混入して良く攪拌し、シャツ全体に数度重ね吹きして仕上げます。これで「濡れたっぽい」(笑)表現になります。因みに何度かプラ板等に吹いて実験してから本番に挑んでね!汗や水滴は京商から発売されている「エンボスペイント チューブ入り」という粘性の高いクリヤー塗料がありました(1/43の車のヘッドライトを再現したりするのに使う素材です)。これのチューブの先に瞬間接着剤に付属する極細ノズルを取り付けて、汗の部分に絞り出してやれば再現できます。乾燥時間は24時間ぐらいです。

(平八郎)

Q.フィギュアのスクラッチについて。 投稿者:ハルカマニアさん
 

今度、ファンドを使ってフィギュアのスクラッチに挑戦したいと思っているのですが、ファンドの上にパテを盛ることはできるのでしょうか?それと、初めてフィギュアのスクラッチをするのに、参考になる書籍等ありましたら教えて下さい。


A.

ファンドの上にエポパテもポリパテも盛ることは可能です。が、ファンドよりパテの方が固いので、削る時に注意してください。それと、ファンド地が乾かないうちにパテを盛っても剥がれ落ちますので気をつけてください。指先などの細かな細工にはエポパテ、胴体や足の仕上げなどにポリパテといった感じに性能を生かした作り方を心かけましょう。それと、フィギュアのスクラッチの参考書籍ですか……今後レプリでもなるべくやってみようと思いますが、私見ではあまり参考になる書籍は無いというのが本音です。それより貴方のお気に入りの原型師さんのフィギュアを、現物のパーツを見ながら模写する感じに作っていくのはいかがでしょう?習字の練習法と同じですね。実は大手のメーカーさんが結構この手で原型師になるヒトを育てていったという事実もあるんですよ。90年代初頭は……工程を写真を見て知るより、立体物を模写することのほうが、意外と勘どころが早く身についたりするものなんです。 タッチはその後からついていくと考えましょう。

(平八郎)

Q.ベースホワイトについて。 投稿者:kinjirouさん
 

グンゼ、モデラーズのベースホワイトはホワイトサフとしても使用可能ですか?宜しければ教えて下さい。


A.

類似的使用は可能ですが、あくまで細かい気泡を消す作業には向きません。というよりホワイトサフ自体が塗装の下地仕上げ用に開発されているものなので、プライマー成分を含んだベースホワイトと考えて正しいと思います。ですのでグレ−サ−フェイサ−と同等と捕らえるのは危険ですよ。特にレジンに使用する場合はプライマーないし、グレーサフの上に使うなら問題ありません。

(平八郎)

Q.瞳に光沢を与えるために必要な工夫 投稿者:東京都 木村修さん
 

瞳にガラス玉のような美しい光沢を与えるのに必要な工夫はありますか?


A.

これは簡単、瞳の彩色後に目の回りをマスキングしてクリヤーのスプレーを吹くことです。ただしエナメル系塗料で瞳を彩色した場合、アクリル系のクリヤーしか使えませんのでご注意(ラッカー系クリヤーを吹くとエナメルカラーは溶けだします)!それと当然のことながら、クリヤーの膜が被さるわけですから、瞳の色の明度がおちますので、最初から一段明るめの色で彩色しておくのが肝要です。

(平八郎)

Q.パーツの接合部分の上手い処理の仕方 投稿者:千葉県 金丸伸治さん
 

パーツの接合部分がどうしても目立ってしまうのですが、上手い処理の仕方なんてありますか?


A.

パーツ同志の接合面の合わせをヤスリで丁寧に馴らしてやるのが一番の処理法なんです。パーツをヤスってピッタリ合わせればそれだけ修正に使うパテの量が減りますよね…つまりパテが少なければ肉痩せする部分が減少するので接合部分が目立たなくなるわけです。またパテ埋めした後、充分な乾燥時間を置くことも大切、ヒケるのはパテの有機成分が完全にとんでないことから始まります。日向に2〜3日放置してから削りに入るのがベストなんですね。

(平八郎)

Q.洋服の柄を、すばやくきれいに仕上げるコツ 投稿者:宮城県 下田さん
 

洋服の柄(特にギンガムチェックなど)を、すばやくきれいに仕上げるコツはありますか?


A.

すばやく…っていうのは無理でしょうね。意外なほど人間の目って、そういった幾何学的な模様における「荒れ」には敏感なものですから、やはりゆっくりと根気をいれて仕上げたほうが失敗が少ないんですよ。チェックはよく美少女ゲーム系キャラクターの制服のスカートなどに見受けられますが、この場合フリルになっている横方向の枡目が彩色しにくいようです。例としてそのようなスカートの彩色は全体的に分布する淡い色から彩色します。次に縦方向の濃い色のラインをマスキングテープで起こし、ブラシ吹きします。波うって凸凹に対して並行ではない横ラインはマスキングゾルを塗り込み、乾燥後カッターではみ出しを修正しつつ塗料を吹きつけます。細かな抜けは面相で筆塗り修正…ここで重要なのはラインの幅が広がりすぎると修正がしにくいので、あとで面相彩色修正を加えることを前提になるべく細く吹きつけること!また複雑な模様のラインはインスタントレタリングをこすりつけることでも再現できます。この場合は少しずつインレタを貼り込み、アクリルのツヤ消しクリヤースプレー(ラッカーのクリヤーでは溶けてしまうので注意!)を吹いて剥がれ止めを繰り返す必要があるので小スケールのキットには向きません。インレタシートはその他の部分に軽くカッターをいれ、セロテープを軽く貼って剥がせばとれます。ただこれは上級テクニックかな?

(平八郎)