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DVD 古今亭文菊 落語集「百川」「四段目」(他一席)

【商品内容】

昨年2012年は抜擢真打が3人生まれた。春の真打は春風亭一之輔、秋に生まれたのが古今亭志ん陽と今回のDVD企画で取り上げる古今亭文菊である。文菊は古今亭圓菊の最後の弟子として2002年に入門というから10年で真打となった落語協会においては近頃にない異例のスピード出世である。それもそのはずで早くからその実力は評価を受けており、その凛とした高座姿・たたずまいには若くしてすでに風格が漂っている。もちろん語り口の確かさにおいては人気の兄弟子・菊之丞にもひけをとらないとも評され、歌舞伎などを扱った演目にその力が発揮されている。まさに映像で残しておきたい落語家と言えるのが古今亭文菊である。

【演目解説】
■「百川」
[2013/5/27/DOURAKUTEI出張寄席/江戸の粋VS上方の粋 新進若手対決 Vol.2 桂吉坊・古今亭文菊 二人会/日本橋社会教育会館/三味線:恩田えり]
 江戸時代、江戸の町では5本の指に数えられる有名な料亭「百川」で本当にあったと言われている話が元に作られた噺とのこと。
田舎から出て来て今日初めて奉公という朴訥な百兵衛はその奉公先である百川を訪ねた。そこで早速、主から2階にいる河岸の若い者たちの注文を聞いてくるようにとその座敷に行ってみたのだが、百兵衛の言葉遣いが訛り過ぎて河岸のものが誰も聞き取れない。おかげで百兵衛“くわいのきんとん”を丸飲みさせられたりと大変な目にあう。そんなやり取りのうち、ようやく誤解もとけて常盤津の師匠を呼びに使いを頼まれたが、今度は似たような名の外科医を呼んできてしまったから河岸の連中もあきれてしまう。
語り口がおっとりとしている文菊にはこの朴訥な奉公人百兵衛の味わいがピタリとあう。またマクラからも聴けるが元々文菊の発音には絶妙な巻き舌具合が含まれており、これが河岸の若い者のべらんめえ口調に威勢の良さを持たせていて小気味よい。

■「四段目」
[2013/9/27/DOURAKUTEI出張寄席/”はばたくふたり” 古今亭文菊・三遊亭萬橘 二人会/新宿文化センター]
この大店の奉公人“定吉”は大の芝居好きだ。今日も仕事をさぼって芝居見物をしてきたのだが、さすがに大旦那に見破られ小言を食ってしまう。そしてさらに蔵の中へ閉じ込められるというきついお仕置き。蔵の中は暗いしお腹は減るし、泣いても誰も助けに来てくれない。そこで定吉、空腹を紛らせるために一人で芝居の真似事を始める。場面は「忠臣蔵」四段目・塩冶判官切腹の場、蔵の中にあった裃と刀を使ってセリフたっぷりにやっているところを女中のお清が見つけたから大変、「定吉さんが蔵の中で腹を切りますよー」と大旦那にご注進に行った。驚いた大旦那、飯櫃を持って蔵へ駆けつけた。
歌舞伎の市川団十郎、海老蔵などとも知己を得ているという文菊、さすがにセリフ回しや目配り仕草に歌舞伎への知識、愛情がにじみ出る。まるで役者のセリフを聴いているような気にさせてくれる。これも文菊の楽しみ方の大きな魅力であろう。

【スペック】
MPEG-2/片面一層/複製不能/NTSC/ドルビーデジタル/本編100分予定/16:9スクイーズ収録/協力:道楽亭 横浜にぎわい座

【品番】
TSDS‐75554

(C) 2014 古今亭文菊/竹書房

  • 出演者名:古今亭文菊
  • 発売日:2014年02月21日
  • 定価:本体3,000円+税

発売日は地域によって前後する場合があります。

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