恐怖箱 怪戦
【商品内容】
「超」怖い話の加藤一が編著者を務める、年に一度のテーマ怪談アンソロジー。「超」怖い話からは加藤一、久田樹生、渡部正和の3名。恐怖箱からは、雨宮淳司、鳥飼誠、神沼三平太、つくね乱蔵、鈴堂雲雀、高田公太、ねこや堂、戸神重明、三雲央の9名がエントリーした。
今回のお題は「戦、軍、兵」に纏わる怖い話。武士に纏わる怪奇から、太平洋戦争に纏わる話まで、実に血生臭く情念渦巻く内容となった。行間から迸る死者の無念。温かい守りの力。空恐ろしい話から不思議な話に至るまで、どれもこれも魂は生きているとしか思えない実話だ。生きた人間は戦う。たとえ自分の意に反しても戦わねばならぬ時がある。それが戦争というものだ。死者もまた闘う。ただし彼らに迷いはない。120%自らの意思で闘っている。本気で恨みを晴らそうと襲っている。さて、どちらが怖いか…ぜひ本書でお確かめいただきたい。