文庫

文庫 幼獣マメシバ [上]

【商品内容】

芝二郎ー35歳にして無職。土地持ちの家に生まれたのをいい事に、心優しき両親の庇護の下、ぬくぬくと生活していた。二郎の行動範囲はきわめて狭く、住む町の県道から先に出た事がなかった。その距離、たった3キロ四方。それが二郎にとってのテリトリーで、まったく不満なく今まで生きてきた。だが、ある日、父・良男が突然亡くなってしまう。残された母・鞠子と共に、このまま以前と変わらぬ生活を二郎は続けられると思っていた。しかし数日後、鞠子は何も告げずに家出する。生まれたばかりの豆柴犬「一郎」を残して……。子犬との二人暮らし(?)なんて考えられない二郎は途方に暮れていると、一郎の首輪に赤いお守りが付いているのに気づく。その中には、謎めいたヒントらしきものが書かれていた。二郎は察する。これは「母を訪ねて」旅をせよ、というメッセージなんだと。かくして二郎は愛犬一郎を連れて、生まれて初めて県道を越えようとしていた……。

  • 著者名:柳雪花
  • 発売日:2009年05月22日
  • 定価:本体648円+税
  • ISBNコード:9784812438459

発売日は地域によって前後する場合があります。

立ち読み

公式サイト

購入サイト

下記ネットショップよりお選び下さい。

ページトップへ