『キャリー』(1976)から『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』(2019)まで、スティーヴン・キング原作の映像化作品をコンプリート!
映画[65作]とテレビ作品[30作]を関係者への取材やキング自身のコメント、数百点に及ぶ写真で徹底検証。
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最も偉大なストーリーテラーであり、その著作の多くが映像化されている作家——スティーブン・キング。
モダン・ホラーの開拓者にして第一人者である彼の小説は、長編デビュー作の『キャリー』から始まり、巨匠スタンリー・キューブリック監督による『シャイニング』、そして昨年大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』、キングの世界観をベースにしたテレビシリーズ『キャッスルロック』など、65本の映画と30本のテレビ作品として映像化されている。
キングの小説は、アメリカの市井の人々の生活の中にホラーの本質を見出し、それはまさにハリウッドのエンタテイメントとして昇華するのにふさわしいものである。
本書は、キングの小説を基に製作されたすべての作品を網羅している。中にはタイトルだけ拝借してキングの小説から離れた作品も含まれている。
“王(キング)のイマジネーション”から生まれた映像作品を暗闇から引き出し、批評・インタビュー・製作の舞台裏・貴重な写真などによって、多角的な角度から光をあててあきらかにしていく。
キングの小説、映画のファンにとってまさに夢の1冊といえる。
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