驍将ヤクザ伝 稲川会二代目会長 石井隆匡
【商品内容】
「ヤクザは悪人ではない。悪人は義を尊重しないがヤクザ者は信義を中心にして物を考え行動する。だから悪党はヤクザになれないのだ」
稲川会二代目会長石井隆匡はこういう信条を貫いて生きた大侠客であった。
出自は横須賀和田組石塚一家。それを稲川会四天王の一人井上喜人が強引に稲川会入りを勧める。
当時稲川会といえば勃興期にあたり飛ぶ鳥を落とす勢いにあった。しかし石井はどうしても首を縦に振らない。
「私はすでに他の組に属している」と言うのがその理由だった!!
昭和ヤクザの面目躍如――!!
律儀、高潔、生真面目、それでいて戦前は「横須賀の一匹竜」として数百人の愚連隊を束ねた、大侠客・石井隆匡の生涯!